天使か悪魔か


そう思った私は急いで立ち上がり、彼の手をとる。


「急に何っ⁉︎」



びっくりする彼。
話してる暇なんてないのよ!!


急いで走り出す。

彼はまだ状況を把握できてないのか足がもたついていて遅い。


「とにかく走って!!」


彼はハッとし走り出す。

やっと走ってくれた…

なんて安心したのもつかの間、私は重大なことに気づく。


勢いで走っちゃったけど、どこに行けばいいのかしら!


教室から出たいだけであって目的地なんて特にないし…適当に走ってれば何とかなるかしら!


それにしても、あの子花宮って言ったわよね?


花宮財閥はまあまあ有名で地位も中くらいはあるけれど、


あんなに態度と性格悪いのっ⁈

あんなんで大丈夫かしら?
きっとご両親も苦労しているのね。