天使か悪魔か


正直めんどくさい。


支度を済ませて席を立とうとした時、ふと視線を感じた。


「何か用かしら?」

視線は隣の席の男子から。
とても綺麗な顔だちの男子。


「名前知らないわよね、私の名前は美咲 愛。
隣の席だし、仲良くしましょう」


そう言って手を差し出す。
この子なら大丈夫な気がする。


「話しかけないでくれる?
俺、仲良くするつもりないし」


しかし予想外の答えが返ってきた。

愛想悪いわね。女嫌いかしら?


「そう、わかったわ。
私今日はもうサボるし、清々授業受けられるわよ」