あたしの部屋は、私達が連れてこられたと思われる、閉ざされた扉からテーブルに向かって左側の手前の部屋だった。 


カードキーの差し込み口には小さくⅣと刻印されている。 



中に入ってみると案外広く、天蓋つきの豪華なベッドが目についた。 

「うわぁ…あたしこんなすごいベッドで寝るなんて初めて〜なんかわくわくしちゃうよ♪」