先生「じゃあ、自己紹介もし終えたし席だな…
うーん何処がいいかな…」


先生のその言葉で、クラスの男子達は目の色を変えた。

どうか俺の隣に…!!とでも言うように手を合わせて先生を見ていた。

先生はそんな男子達を完全に無視し何処の席がいいかと悩む。


先生「よしっ、ちょうど滝本の隣が空いてるよなそこでいいだろ」


先生は満足〜とでも言うように、にっこり笑ってうんうんと頷いた。


雪(直樹の隣か、賢治の斜め前…なんか席が妙に近くて嫌だな…)


雪はバツの悪そうな顔をした。