雪もえみに向かって手を振る。
すると賢治が口を開いた。


賢治「吉岡さん!こんな夜道に1人じゃ危ないよ。俺が家まで送って行くよ」


賢治のその言葉で、雪の心臓はドクンと嫌な音を立てた。


えみ「え…けど悪いですよ!雪ちゃんもいるんですし、雪ちゃんを送って行ってくださいよ」


賢治「大丈夫だって!雪には直樹がいるし、こいつ1人でも襲われることは無いからな!
襲われたとしても、雪なら襲い返しそうだからな!」


賢治は笑いながら冗談交じりに言った。

雪の心臓は相変わらず嫌な音を立てている。


えみ「そうですか… じゃあ、お願いします!本当は夜道怖かったんですよね…」