雪「あ、休み時間終わっちゃったね。 じゃあまた後でね」


雪は賢治にそう言い終えると、自分の席に戻っていった。

席に戻ると心配そうな顔をしたみゆが、雪の方を見ていた。


みゆ「雪…大丈夫?」


みゆは、さっきの話を聞いていたらしく
雪の事を心配した。


雪「え?なにが? 私はぜーんぜん大丈夫よ!」


雪は、にかっと笑って言った。
いつもの普通の笑顔で笑ったはずなのに、みゆは心配そうな顔をしたままだった。

ちょうどその時、先生が教室に入ってきた。


みゆ「帰りに話そう」


みゆは雪に、ボソリと呟いてそのまま前を向いてしまった。