雪の頭は混乱していて、絞り出すように声をだした。


雪「え… 私冗談で聞いたのに…」


とてもか細くて聞き取りずらい声
だけど、賢治はしっかり聞き取った。


賢治「え?あ、そうなのか!? やばい超恥ずかしい… まあ、誰にも言うなよ!絶対だからな!」


賢治は顔を赤くしながら言った。

雪は、今にも泣きそうな気分になり、だけど泣いてはいけない。
賢治には、笑顔でこう言った。


雪「そっかぁ〜、そうなんだぁ〜。
うん、応援するよ。頑張って!」


雪は無理矢理笑顔を作り、ガッツポーズをして賢治に言った。


賢治「おう!サンキューな!」


賢治はいつも通りの笑顔で雪に言った。
ちょうどその瞬間、休み時間が終わるチャイムが鳴った。