ばいばい、大嫌いな人


実に会えた事によりストレスが和らいだのか、少しずつ喉の調子が戻ってきた舞。
実に会った日から、練習をしすぎないようにした。ストレスだけでなく、無理のしすぎも声量が上がらない原因だったのだろう。
舞は放課後、教室に残って練習するのをやめ、下校した。

校門へ差し掛かる時、聞き覚えのある声が背後から聞こえてきた。
「舞!一緒に帰ろ!」
「理沙、いいよ。」
すっかり元気になった理沙。
クラスの練習も順調なようだ。