ばいばい、大嫌いな人


「そう、逆に。」
「どういうこと?」
問いかけてくる理沙に、舞は答える。
「卒業までに、好きにさせられるチャンスがあるって考えようよ。
告白したなら、相手は少なからず理沙を意識してるから。」
我ながらポジティブすぎる案だと思ったが、間違いだとは思わない。
「…ポジティブすぎる。」
(やっぱり言われた。)
理沙から返された言葉は予想通りの言葉だった。
舞は特別ポジティブという訳ではない。