そんなある日の昼休み。
舞がクラスメイトと喋っていると、沙苗や美雪達が盛り上がっているのが聞こえた。
「え〜沙苗ちゃん告白するの?」
「うん!」
自信ありげに頷く沙苗。
「沙苗ちゃんならきっとうまくいくよ!頑張ってね!」
「そうかな?」
「絶対両思いだよ〜!」
薄っぺらい友情で安請け合いしない方がいいだろうに…
半ば呆れたような目で舞は沙苗達を見ていた。