ばいばい、大嫌いな人


「はっ…せべく…ん…。」
「なんで泣いてんの?」
久々の会話に戸惑っていると、泣いている理由を聞かれた。
「えっと…。」
いろいろな思いがごちゃごちゃになり過ぎて自分でもわからない。
中々答えられず舞が実の顔色を伺うと、実の目は黒板を見ていた。
「あっと、あの!これはっ…!」
泣いていたたせいか、自分でも記憶が曖昧で、おかしなことが書いてあったらやばいと、慌てて消す舞。
「……。」
その間ずっと黙っている実。