「…あっそう…後悔しても知らないからね…。」 沙苗はそう言うと、教室を後にした。 ***** 沙苗が出て行ってからしばらくして舞は震える手でチョークを握った。 "我が身も惜しいけど、でも親友を裏切れないよ" 「私、どうすればよかったの?」 舞の瞳からボロボロと涙が零れ落ちる。明日、学校に来るのが怖い。 きっとあることないこと言いふらされて仲間外れにされるかもしれない。 そんな不安のせいか、舞の涙は止まらなかった。