その日の放課後、舞は黒板に思いを書こうと思っていた。 しかし、この日教室に、沙苗の姿があったため、それは叶わなかった。 (沙苗ちゃん、帰らないのかな?) 舞が疑問に思っていると。 沙苗が舞に声をかける。 「舞ちゃん、相談っていうか、お願いがあるんだけど…。」 「え?なに?」 沙苗はよく相談を持ちかけてくる。 それには慣れていた。 「私さ、実と付き合ってたじゃん?」 「う、うん…。」