ただそんな、ありふれたことで、幸せを感じて、胸が弾んで… そんな時間が、なくなってしまう… 寂しくないわけがない。 「…あのさー。」 キーンコーンカーンコーーーン 実が何かを言おうとしたタイミングで、下校のチャイムがなった。 「…何?」 「……いや、何でもない。」 何を言おうとしたのか聞くが、何でもないと言われてしまう。 「そっか……じゃ、先帰るね…。」 「うん、じゃあな。」