ばいばい、大嫌いな人


気になった。
その言葉に内心酷く動揺する舞。
どういう意味でそんなことを言ったんだろう。
(いや…深く考えちゃダメだ…きっとただの気まぐれだ…。)
舞は自分にそう言い聞かせる。
仲違いするまでは、実の気まぐれな質問や行動に振り回されていた。
(深く考えて、勘違いしたら、傷付くのも落ち込むのも自分だ…)
考えることをやめ、チラリと実を見ると、目を閉じ、椅子を倒し、睡眠態勢に入っていた。
(実くんが引っ越しちゃったら、もう振り回されることもなくなるのか…)
ボーッと未来のことを考える。