ばいばい、大嫌いな人


くだらない争い。
数年仲違いしているとは思えないほどに自然な会話。
ふと、舞はクレープを食べる手を止める。
「…卒業したら、実くん、引っ越すんだよね…。」
「ん?うん、まぁな。」
突然話を変えた舞に、少し拍子抜けした様子で答える実。
「ここに友達とかと来たりする?」
「まだ受かるかわかんねぇし。」
「推薦なら受かるよ。」
そう言いながら舞は俯く。
「…引っ越しちゃったら、もう全然合わないんだろうなぁ…。」
「…舞?」