***** 「………。」 「……大丈夫か…?」 全5教科の受験が終わり、疲れ果てた舞の周りの空気は酷いものだった。 「英語…リスニングが…。」 「あ、あぁ、む、難しかったな…。」 今にも魂が飛び出そうな舞を必死でフォローする実。 「国語…唯一の得意科目…。」 「得意なら自信持てよ。」 「うぅ…社会…公民が…。」 「だ〜っ‼︎もう面倒くせぇな‼︎くよくよしてんなよ‼︎」 くよくよとする舞に実が叱るように怒鳴る。 「だって…落ちてたら…。」 「落ちねぇよ!多分!」