ばいばい、大嫌いな人


振り返るとそこには実の姿があった。
「実くん、おはよ…。」
挨拶し返すと、実は欠伸をしながら舞の隣に腰掛けた。
「寒いね?」
「うん…あ、そうだ…。」
実はカバンから缶を取り出し舞に差し出した。
「間違って買っちゃったからやる。」
「ミルクティー?ありがと、実くんミルクティー嫌いなの?」
せっかくだから、とありがたく受け取る舞。
「別に嫌いじゃないけど…寝みぃからコーヒーな気分だったんだよ。」
欠伸をしながら実は答えた。
「あ、お金…。」