「みぃ大丈夫?ってかどこ行ってたの?一緒に帰るはずのみぃがいないもんだから、探してたんだよ」
しゃがみ込んだ私の視線に合わせるようにして、りぃは私の顔を覗き込む。
今の今まで私に起こっていたこと、私が居た場所。
全てを話すにはまだ、気持ちと状況の把握が足りていない。
私は何も答えることができなくて、ただ黙ってりぃの声に安心感を覚えていただけだった。
そんな私に、りぃは。
「…みぃ、帰ろ」
何の返答も返ってこないことに驚いたのか、呆れたのかは分からなかったけど。
それだけ言って、私に笑いかけた。
メニュー