何秒の時間が刻まれたのか、今の私にはそれを考える余裕すらなかった。
目の前に広がるのは、真っ白な色の中に存在する空間。
パステル調の机と椅子、それから何かの花が咲く木。
奥には細長いカウンターのようなものが置かれていて、その上には可愛らしいお菓子とティーポットが並べられている。
床には芝生だろうか、鮮やかな緑が生い茂っていて。
壁や天井があることから、この空間はひとつの部屋だと理解することができる。
全てが淡い色で出来ていて、誰でもすぐに優しさを覚えられるような空間だ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…