チョークを置いて、指先にまとわりついた白い粉を軽く払う。 そう。 ――私は、“優等生”かつ、“劣等生”。 もう劣等生でいなくても、自分を表現できる力が私にはある。 だけど、優等生ではいたくないから。 どっちの姿も、私でいい。 どっちの私も、私にしてしまえばいいから。 そんな私にしてしまえば―― こんな問題、簡単だ。