私は、その言葉を言い切っても母親から目を離さなかった。 母親に伝わるまで、何度だって説明しようと思った。 逃げなかった。 そして。 何秒かの沈黙を過ぎたあと、母親が口を開く。 「授業は出るという決まりなのよ、出たいから出る、出たくないから出ない、と選択できるものではないの」 母親の言葉が、突き刺さる。 目と目が合ったまま、お互いにその視線を外さない。