「何ここ、すげぇ…」 それから俺が目にしたのは、“不思議”としか言いようのない空間だった。 こんなところに、こんな部屋があったのか。 俺はそこに足を踏み入れて、周りを見渡す。 まず一番はじめに俺の目に飛び込んできたのは、何かの花が咲く大きな木で。 その木の周りにはいくつかの花が植えられていて、いずれも可愛らしくその姿を主張している。 他にもパステル調の家具や長細いカウンターが配置されていて、あれはティーポットだろうか、トレイには今すぐにでもお茶会ができるようなセットが乗っていた。