やっぱりこれは恋ではなかったのかもしれない。 恋と呼ぶのは早かったのかもしれない。 間違えた、かもしれない。 私は何となく視線を外して、りぃの部屋の床へとそのままその視線を落とした。 そしてりぃからは何の言葉も返ってこなくて、何か別の話に切り替えようと話題を探し出したときだった。 「相手のことをもっと知りたいと思うのが恋じゃないの?」 ――りぃが、ただ私にそう問いかけた。 私は顔を上げて、りぃを見る。 りぃは不思議そうな表情浮かべたまま。