ずっと言えなかったこと、言いたかったこと。
自分の中の“本音”が溢れ出して、止まらない。
「本当はりぃみたいにふざけたり、遊んだり、ハメを外してみたり、したかったんだって、気がついた」
――それができなかったから。
窮屈で、生きにくかった。
「…お父さんとお母さんには…こんな子供でごめんって、ずっと思ってた、笑えないなんて気味が悪いし、一緒にいたってきっと何も楽しくないし」
ずっと、今日までずっと、そう思い続けてきた。
そこまで言った、私の手に。
りぃの手が、伸びてくる。
そして、そっと重なった。

