笑顔を持たない少女と涙を持たない少年



とても話しやすくて、私は少し息を吐いてリラックスしてから続きを話した。


「“優等生、やめちゃえよ”って、言われた」


奏の言葉。


勝手にりぃに伝えてごめん。


だけど、私の胸に凄く刺さった言葉。


私の気持ちを、大きく動かした言葉。


りぃならきっと、分かってくれるから。


「私は…いい子でいようとして、勉強にも日常生活にも真面目に取り組んできた、だから優等生だった、でも」