笑顔を持たない少女と涙を持たない少年



「何かあった?みぃ、悩み事でもあるの?」


――りぃは、そう言って。


私の顔を覗き込んだ。


私の思っていた反応じゃなかった。


そうだった、りぃはいつだって私の心の支えで。


私のことを、きっと一番分かってくれている。


私が何の理由もなく、授業に出ないわけなんてない。


きっとそう分かってくれていたんだ。


「みぃ?」


「あ…ごめん」