笑顔を持たない少女と涙を持たない少年



“みぃらしくない”と驚かれるのだろうか。


“ダメだよ”と注意されるのだろうか。


でも私は気がついたから。


いつも言ってきたことが、やってきたことが自分の意思ではなかったことに。


本当はもっと、自分の意思を持って生きたかったはずだということに。


目をそらしそうになったけど、グッとこらえた。


りぃの瞳を見つめたまま、反応を待った。


りぃの表情は特に変わっていない。


だからこそ、その答えが気になる――