「…良かった、りぃが無事で」 冷えピタのシートを貼ったまま、頬を赤く染めたりぃは何だか可愛らしくて、私はそう言ってりぃを見る。 「そういえば、お母さんは」 りぃに熱が出たことで一番心配していたのは、母親だった。 だから付きっきりで看病しているかと思っていたけど、りぃの部屋の中にも、この家の中にすら母親の姿はなかった。 「晩ご飯の材料を買いに行ってるよ~」 りぃは私にそう言った。 「そっか…」