笑顔を持たない少女と涙を持たない少年



でも、考えれば考えるほど私の思考は絡まって。


落ち着きを取り戻すために、一度小さく深呼吸をした。


そして。


「…私、行かなきゃ」


結局私の出したのは、ここを出るという決断。


担任にも、両親にも、そしてりぃにも。


不審に思われるのは、嫌だ。


今まで授業をサボったことのない私。


周りからは優等生と扱われてきた私。


授業をサボる子だなんて、私にそんなイメージをつけたくない。