短冊なんて、触れたことすらない。 私の生きている世界に、願いなんて必要ない。 ――今まで、そう、思っていた。 だけどもし、今私の元に短冊が降ってきたら。 私は今年も、願うことなんてしないのだろうか? 少し変わった、いや、自分の中では大きく変わったこの世界に、何の願いも込めないのだろうか? 違う、きっと、私は――