女子高生が白狐の許嫁!?

倉庫へと足を踏み入れる李斗たち。

「っ、なんだよ。この数・・・」

真っ黒の何百もの魔物の集団が

李斗たちを見るや否や、ゲラゲラと奇妙な声で笑い出す。

「・・・オイラタチガアイテダ。

オイラタチ、オマエタチツブス。」

カタコトな日本語を発し、

不気味な雰囲気を醸し出す魔物達。

「・・・な、なによ。こいつら。」

気味悪そうに魔物を見つめるカオル。

すると、真っ黒の魔物がカオルめがけて一直線に飛んでくる。

「・・・きゃっ。」

とっさに目をつぶったカオルに、攻撃がくることはなかった。

カオルが目を開くと大きな背中があった。

「・・・冬青。」

「・・・お前らの敵は俺だ。化け物め。」

そう言うと、冬青は目の前の敵を握りつぶす。

そして、こう告げる。

「李斗、ここは俺と・・・

白夜で片付ける。行けるな?白夜。」

「当たり前だろ。やるぞ、冬青!」

「「・・・秘奥義 一撃必殺ぅぁぁぁぁ!」」

そういうと、2人は手を合わせながら

黒猫と狼へと姿を変えた2匹の大きな雄叫びが響いた。