「ほら、いいから話しな。」
夏海は私の目を真っ直ぐ見る。
「公園寄ってもいい?」
「うん。」
私は教室で聞いたことを全て話した。
北見くんとのことも。
私はなんとなく怖くて
夏海の顔が見れなかった。
「…。」
「はぁ。」
夏海がため息をつく。
「北見とのことで、なんか言われてるのは、
知ってた。
ごめんね、黙ってて。
でも、綾香の耳には
入らないって思ってたから、
どっかで、甘えてたわ。
でも、綾香と北見は私からしたら、
最初はね、ん?とも思ったよ?
でもさ、そのうち2人を見てる間に、
私はああいう着飾らないカップルの方が
いいなって思うようになったんだ。」

