キミと出逢えた季節〜最初で最後の恋〜

「ついたぞ。」



私の手首から彼の手が離れた。



あれこれ考えているうちに、いつの間にか、
視聴覚室に到着していたようだ。



「あ、…えっと、
わざわざ連れてきてくれて、ありがとう!」


慌てて頭を下げ、お礼を言う。



…素っ気ない人だと思ってたけど…


ここまで連れてきてくれたし、片倉くんって、
やっぱりいい人なんだ。