キミと出逢えた季節〜最初で最後の恋〜

「私の幼なじみは、あの黒髪のー。」


ガラッ‼︎

小百合の言葉は、勢いよく開かれた扉の音に、
遮られた。

ちょ…っ、今いいところだったのに‼︎

大事な部分が聞こえなかったじゃん!

みんな会話をやめ、扉を見つめる。

「みなさん席について下さい。時間は、
とっくに過ぎてますよ?」

教室に入ってきたのは、
20代後半くらいの、キレイな女の先生。
…成美(なるみ)先生だ。

“キレるとやばい”と噂の成美先生。


クラスのみんなは、話を中断し、席についた。

もちろん、私と小百合も。