キミと出逢えた季節〜最初で最後の恋〜

そう叫んだ、次の瞬間。



激しい頭痛と、吐き気が


私の身体を襲った。


それと同時に感じた、


言葉では言い表せない


恐ろしいほどの、〝恐怖〟




心臓が、狂ったように強く、



ドクドクと脈を打つ。






「あ……、あぁ…。…あぁあ…!!!」





頭を抱えて、泣き叫んだ。





苦しい。




苦しい。




うまく、…息ができない。



誰か……、助けて…!












ガラっ。








「ちひろちゃん?!」




病室の扉が勢いよく開かれ
星野先生がベッドに近づいてきた。






私は、先生の腕にすがりついく。





「先生…っ、教えてください…。


病気は…どうして、私を選んだんですか?!」



ー〝平等〟なんて、…そんなの嘘よー




「世の中には、…死にたいって思ってる人が、
たくさんいるのに…!!」


それなのに、




生きたいと願う私に、



こんなに呆気なく、〝死〟を与えるなんて。





ああ、神様…どうして…。





「どうして…私だけがこんな」



「ちひろちゃん!!」


先生は、私の言葉を遮った。



気づいたときには
私は先生に抱きしめられていた。




「ちひろちゃん、落ち着いて…」





悲しい。




苦しい。



辛い。




…こわい。




こんな感情ばかり、頭に浮かんで。


吐き気がする。