キミと出逢えた季節〜最初で最後の恋〜


約束 〜ちひろside〜



「てことだから、小百合、来週土曜日一緒に
バスケの試合観に行かない?!」


四時間目の授業が終わって、今はお昼休み。


中庭でお弁当を食べながら、私は昨日の放課後のことを、小百合に話していた。




「いいけど…
いきなりどうしたの?」


もぐもぐとサンドウィッチを頬張りながら
小百合は首を傾げた。


「昨日、片倉くんに試合観に来ないかって、
言われたの!」

「蒼が…?!え、何、いつの間にそんな仲良くなったの?」

目を丸くして驚く小百合が、なんだか面白くて
少しだけ笑ってしまう。



「クラス委員の仕事とか…他にも色々あって」


「そうなんだ。」