キミと出逢えた季節〜最初で最後の恋〜

…羨ましい…?


私は、私にないものをたくさん持ってる、

小百合の方が羨ましいよ。



それに、私はただ、

「思ったことをそのまま口にしただけだよ?」
「それを素直って言うの!」


小百合は困ったような顔で笑った。


その後も、二人でまったりとした時間を過ごしていたら、校内に放送が流れた。