過去形から始まる恋。

美羽「え・・・?」

私の目の前にいたのはいるわけないと思ってた伶遠先輩だったのです。

伶遠「どうしたの?何かあった?」

そうやって心配してくれる伶遠先輩だったらと思って私はすべて話しました。

話している途中も伶遠先輩はずっと私の背中をさすりながら聞いてくれました。

そして終わるまで手伝ってくれました。

そして最後にこんなことを言ってきたのです。


“もう大丈夫だからね。”


そして頭をポンポンとして、私を家まで送ってくれました。

私はその時、別の好きな人がいて伶遠先輩は好きになれませんでした。