君×私×彼


「 おふたりさーん?私いるんですけど、忘れてません?」


突然耳に入った声

美紗希のその言葉に慌てて言い返す


「 わ、忘れてないよ!」


ごめん、ちょっと忘れてた


「 あ、美紗希も一緒なの?」


俊が美紗希に尋ねた


私を含め、この三人は中学の同級生

話すことも多かったから

それなりに仲も良かった


でも私と一緒なのは知ってて

どうして美紗希のことは知らないんだろ

クラス表見たんだよね・・・?


「 はぁー、もう俊てば花奈にしか興味無いんだから」


美紗希は大きなため息をついて言った

その後もまだ何か文句を言ってるようだった



「うるせぇ・・・仕方ないだろ」



少し照れながら言い返す



え、それって・・・


私・・・期待しちゃうよ


嬉しいだなんて思っちゃうよ


そう受け取っていいんだよね?