君×私×彼


開いたドアから

一歩、二歩…

黒いスーツに身を包んだ人が教卓へ歩み寄る


クラス中の視線がスーツの人へ集まる

自然と騒がしさも消え

自分の席についていく


その人の行動一つ一つに

私は惹き付けられる


目が離せない


鼓動が速まる


胸が痛い


時が止まる


私の瞳にはあの人しか映らない