理子「うん………え?」
今、なんて…。
蒼空「俺、理子のこと好きだよ」
うっそ…?!
あたしは、ただただ蒼空の顔を見る。
嘘ついてる顔じゃない…。
理子「あ、あたし…のこと…?」
蒼空は、あたしの目を見たまま
視線を離さない。
蒼空「まじ、引かないで聞いて……」
蒼空がうつむいた。
蒼空「俺さ…クラスじゃおちゃらけてて、
先生にも毎日怒られるタイプだし…
バカバカ言われてるし…
けど、なんか理子のこと
ほっとけないっていうか…
こんな気持ち、初めてなんだよ//」
照れて、頭をぐしゃぐしゃってしてる
蒼空が可愛くみえた。
理子「引かないけど……
あたし、モデル…だよ?
デートとか、全然できないし…
ばれたら…蒼空が…」
蒼空「俺がなに?」
理子「っ!」
蒼空があたしに顔を近づけた。
蒼空「俺は、理子とデートがしたいから
告白したわけじゃねーよ」
…////
そんなかっこいいこと言われたら…
すぐ返事したくなっちゃう…。
あたしだって、好きだよ…。
蒼空があたしのこと好きになったよりも
ずっと前から。

