バカにしてたけど、遊園地についたら、
 

あたしのテンションは一気に上がった。


理子「久しぶりだー!

   あれ楽しそう!!」

蒼空「ぶっ…」


理子「あっ…!

   やば…」



蒼空「そっちのほうが、いいじゃん?
 
   デートなのに、

   楽しんでなかったら、おかしいし」




そう言って、さらっと手をつないできた。

ななななな慣れてる?!



蒼空「俺のこと、蒼空って呼べよ!」


理子「な、なんで」


蒼空「お前…バカか?

   そのほうが、

   付き合ってるっぽいだろ!」


理子「わ、かった…」




なんか、緊張してきた…。


手つないでるのに、そ、蒼空の顔は

変わらない。



むかつく…。


モデルのあたしが、

ドキドキさせられるなんて…。