蒼空って人の話とか、

美咲の年上の彼氏とかの話で、

あっという間に時間は過ぎた。




蒼空「疲れた〜。

   千秋に負けるとか、最悪だわ〜」


千秋「ふふん!俺は、強くなった!」


男子組が、2階から下りてきた。



蒼空「何か楽しそーじゃん!」

理子「…」

蒼空「はっ!お前、さっきまで

   楽しそーに話してたじゃねーか?!」



美咲「あーあ。

   蒼空くんかわいそ〜。

   嫌われてるんだね。



   よし!そろそろ帰るか!

   じゃーね!理子!」



あたしは、

美咲と千香ちゃんの方に駆け寄った。



理子「また来てね!ぜったい!」



耳元でこそこそっと言うと、

二人は笑ってくれた。




蒼空「ちょっ!いつの間に

   そんなに仲良しに?!」




美咲「蒼空の悪口言ってたら、

   仲良くなっちゃった!」


蒼空「んな?!」



美咲「それじゃ、ばーい」



美咲は、千秋くんを引っ張って、

帰っていった。