美咲「ごめんごめーん!」


美咲ちゃんが、下りてきた。


美咲「理子ちゃん!今気づいた!

   勝手に

   冷蔵庫あけてごめんなさい!

   ちょっと勘違いしてた…」

理子「いーよいーよ!

   気にしないで!

   
   それより、話したい!」



あたしは、蒼空って人がいないから

思いっきり素をだした。


美咲「じゃあ、理子ってよんでいい?!」

理子「もちろん!」


美咲「んー、理子はさ〜、蒼空のこと

   好きにならないの?」


理子「…?!」


なんですか!

急に!



美咲「だってさ!

   蒼空って、学校では大人気だよ?!

   スカウトとかも

   何回もされてるとこみたし…」


理子「…顔はいいけど…」

美咲「それに!性格もいいじゃん!

   女子には普通にやさしいし!

   友達多いし!運動できるし!

   まあ、あたしからしたら

   小学生だけどね…。」


小学生…。

ぷっ…。

言われてますよー!



理子「あたしね、あいつには

   冷たくしてるんだよね…

   だから、嫌われてると思う…」

千香「…そうかなぁ?

   
   蒼空くんはね、冷たくされると

   燃えるタイプなんだよ…!」


美咲「そうそう!

   あいつ、変人だから!」


理子「ドM?!

   それって…変人より変態じゃ…。」


美咲「はははっ!まじだね!」

千香「なんか、

   そんなふうに見えてきちゃったぁ…」