人気モデルと同居?!

蒼空「ただいまー」


あいつがいるといけないから、

とりあえず俺だけ入る。


蒼空「母さんー、いるー?」


返事はない。


買い物か?

それか、またママ友と長話だな…。






理子「……」



ふと、

テレビを見ていた高梨理子と目があった。




仕事ないのかよ?!

人気モデルのくせに…。



蒼空「なあ、仕事は?」


冷蔵庫の中のオレンジジュースをとって、

一気飲みする。



理子「…」

蒼空「なに?クビになった?」



理子「…そんなわけないでしょ?!

   珍しい休みよ!」


ぷっ…。

自分で珍しいって言うのかよ!



理子「あっ………」


喋っちゃったって、後悔してる…。

分かりやすっ!




蒼空「あのさー、友達入れていいー?」

理子「いや」





即答?!


蒼空「信用できる奴らだから!

   よくね?」

理子「いや」




…。

いや、いやって、がきかよ?!


蒼空「じゃあ、自分の部屋行っといて

   頼む」





俺が勝手に呼んだんだから、

ちゃんとお願いする。



理子「わかった…」



おっ。

意外に素直…。


蒼空「ありが…」



【ガチャン】





ん????

今の音って…。

    
    


千秋「おっじゃまっしまーす!」







うそだろ?!

なんで入ってきてんだよ?!




蒼空「とりあえず隠れろ!」


そう言おうとした時、

もうリビングのドアが開いた。


  


千秋「あっ!高梨理子ちゃんだ!

   こんにちは」


美咲「ちょっと、千秋!

   なに先に入って……って、

   
   かっわいい!!!!!

   理子ちゃんだよね!」


千香「置いて行かないでよぉ……。

   あっ、こんにちは…。」






理子,蒼空「……」




千秋「なに、ぽけーっとしてんだ?

   ばかになんぞー?」


蒼空「いや…なんか

   さすがに予想外の反応だったから…」



美咲「理子ちゃん!

  こんな馬鹿と暮らすの大変でしょ?

  あたしの家においで!

  可愛い子大歓迎よー!」



千香「美咲ちゃん…!  

   理子ちゃん困ってるよ…!」




…俺、こいつらのこと見なおしたわ…。

もっとびっくりするかと思った。


なのに、芸能人として扱わないし、

友達になろうとしてる。





蒼空「理子!こいつら、俺の友達!」




なんだかすごく嬉しくなった。