ガラララッ

いつものように無言で教室のドアを開ける。

そしていつものように自分の席に着くーーはずだった。

「ん…ぇあっ!!??」
「…あ」

そこにはいつからいたのだろう、男子生徒に押し倒されシャツのボタンがいくつか外されている女子生徒がいた。

「あー…えっと…申し訳ありません…?」

私はそれだけ言って、教室に背を向けた…

その瞬間。