本当に、最悪な時期だった。 思えば、いまよりも最悪だ。 けれと、物思いに耽っている余裕など私には設けられてない。 気付けば、 蹴り倒されていた。 腹の底から沸き起こってくる悲鳴を押さえ込み、 そのまま後ろに吹き飛んだ。