「ふぅ...」

身体が、ゆっくりとベッドにうずもれてゆく感覚。

気を抜くと寝てしまいそうだ。

ここは保健室。

もちろん熱はなく、怪我などもしていないが、

先生は

「気分がよくなるまで寝ていていいからね」

と言ってくれた。

私の青い顔を見ての判断だろう。