椅子〜やりすぎたイジメ〜

振り向いて手を確認すると、

太い鉄棘があたしの手を貫いている。

床に埋め込まれていたのであろう。

...この部屋、どんな仕掛けが施されているか、

わからない。

下手に動かない方がいいことだけは、

馬鹿なあたしでもわかった。

だからあたしはフーッと息を吐き、

手をゆっくりと鉄棘から引き抜いた。

のたうち回りたくなるような痛みが走る。